環境への取り組み

当社は、プラスチックの利便性を提供しながら、
環境への責任を果たすことを重要視しています。
現代社会においてプラスチックは不可欠な材料
ですが、同時にその環境への影響も
無視できない課題です。
私たちは、製造プロセスの効率化や
リサイクル技術の向上、持続可能な
材料の開発を通じて、
地球環境を守るための取り組みを
積極的に進めています。

REDUCE

発生抑制

製造時に使う資源量や廃棄物の発生を少なくすること

REUSE

再使用

使用済製品やその部品等を繰り返し使用すること

RECYCLE

再資源化

廃棄物等を原材料やエネルギー源として有効利用すること

REFUSE

発生回避

ゴミになる素材を使用しないこと
当社は、持続可能な未来の実現に向け、SDGs(持続可能な開発目標)に積極的に取り組んでいます。
当社は、環境問題への取り組みの一環として、プラスチック資源循環を推進する『プラスチックスマート』に登録しています。(リユースカップ・バイオマスメラミン食器)

バイオマスプラスチック製品

バイオマスは石油などの化石燃料と違い、太陽エネルギーを使って水と二酸化炭素から生物が生成するものなので持続的に再生可能な資源であることが大きな特徴です。植物由来の原料を使用することで石油資源の消費抑制、CO₂排出量の削減等の効果があります。

バイオマスメラミン食器

バイオマスメラミン樹脂

通常のメラミン成形材料に含まれている木材パルプを
もみ殻に代えて使用。(バイオマス度30%)

PET飲料カップ

PET/ABS漆器素地

バイオマスPET樹脂

PET成分の一部を、サトウキビ由来のバイオマスPET樹脂に代えて使用。(バイオマス度10%)

リサイクル原料製品

消費者が使用した後に回収された製品からなる材料や、製造工程における廃棄物の中から取り出された材料を使用しています。再生材料を使用することで石油資源の消費抑制、CO₂排出量の削減、ゴミの減量等の効果があります。

PET/ABS漆器素地

リサイクルPET樹脂

PET ボトルを再利用した材料を70%以上使用

雨水貯留浸透槽(建築資材)
ローラーバケット(塗装用品)

リサイクルPP樹脂

製造時の端材等を再利用した材料を100%使用

トレー

漁網リサイクル樹脂

使用済みポリエステル製漁網を再利用した材料を
10%以上使用

プラスチックの海洋ごみは、海洋汚染や食物連鎖を通じて生物や生態系に深刻な影響を与え、世界的な問題となっています。こうした背景の中で、台和は2021年から使用済みのポリエステル漁網を回収してリサイクルする「Re:ism(リズム)プロジェクト」に参加しました。このプロジェクトでは、漁網メーカーや樹脂加工会社と協力して、回収した漁網をトレーなどの製品に再生しています。これにより、海岸に放置されたり埋め立てられていた漁網を効率よくリサイクルし、海洋ごみの削減に貢献しています。

リユースカップ

リユースカップは繰り返し洗って使用するカップです。主にイベント会場やスタジアム、オフィス等でも利用されています。使い捨て容器に替えて導入することで、ゴミの減量やCO₂排出量の削減など環境負荷の低減に繋がります。